就労移行支援とは
主に一般企業への就職を希望する方に対して、訓練・生産活動や職場体験などの機会を通じて、就職に必要となる知識や能力の向上のための訓練や就職に関する相談などの支援を行っていきます。
ジョイアスライフでは、さまざまなニーズに対して実現できるように色々な訓練に取り組んでいただきます。
一般的な必要なビジネスマナーからコミュケーションスキル、職種によって必要な能力スキルを向上させていきながら就職を目指していきます。
まだどの職種が自分自身に合っているのか分からない方に関しては、訓練を通じてどのような職種の適性があるのか考えながら支援することもできます。
就労移行プログラムの概要
訓練の内容も、メンバーさんの目標に沿って変わります。
病気や障がいに関する自己理解を深めて、仕事に必要な対策や対応を考えて、就労を見据えながら訓練していきます。
ビジネスマナーやコミュニケーションは講義形式で実施しています。
仕事に必要なスキルやPCスキルを向上する訓練も充実しています。
オーダーメイド支援とは、あなただけの夢実現計画になります。
事業所の最大の特徴は、オーダーメイド支援を実施しています。
目標に向かって訓練やサービス支援を通じて、あなただけの訓練内容を考えていきます。
支援には担当制を採用しており、スタッフが1名担当として付きます。その担当と一緒に歩んでいきながら目標を目指していきます。
就職までの流れ
就職までの流れは左記のようにステップを踏みながら、サービス支援を行います。
目標設定が決まったら、訓練スタート!
訓練中は、さまざまな訓練を通して、経験を積み重ねます。個別対応の時間が週1回あり、そこで重点的に支援させていただきます。
オーダーメイド支援(例1)
オーダーメイド支援の一例として、2種類の事例を載せています。
各メンバーさんによって目標や状況が変わってきますので、サポート例としてご参考にしていただければと思います。
Aさんの就労希望と現在の状況になります。
就労ブランクが10年あり、また働きたいという気持ちが出てきた方になります。
希望条件と障がい特性を踏まえつつ、支援計画を立てさせていただきます。
就職までのスケジュールになります。
半年間で就職したいというご希望に沿って、ゴールまでの道のりを計画します。
月間スケジュールになります。
ここでは、さらに細かく各時間のスケジュールを決めていきます。
軽作業やPCスキルの向上の訓練を組み込み、ご希望の漢字検定の資格取得に向けての勉強も取り組んでいただきました。
コミュニケーションが苦手ということで、コミュニケーション講義には毎回参加していただき、今までのコミュニケーション方法を見直していただく機会を作りました。
月間スケジュールを拡大した週間スケジュールになります。
事務作業に興味があられるということで、事務作業の訓練に取り入れて、PC・軽作業スキルから事務スキルの把握をしていき、適正を見させていただきます。
また働くうえでご自身の障がい特性の自己理解を踏まえて、自身での対応策や周囲への配慮事項を整理していきます。
訓練から就職するまでの大まかな流れになりますが、就職までのゴールに辿り着くには人それぞれよって特性や課題が変わってきますので、カリキュラムやプログラムなどの集団訓練を交えつつ、個別訓練を重視しています。
今までの経験を活かしつつ、これからの伸びしろに着目を置きながら、強みと弱みの底上げをしていきます。ご本人様の実現したい目標に向かって、スタッフと共に寄り添いながら支援させていただきます。
オーダーメイド支援(例2)
Bさんの就労希望と現在の状況になります。
大人になって障がいがお分かりなった方になります。
失業保険が10月までということで、10ヶ月以内に就職したいというご希望です。
就職までのスケジュールになります。
まずは障がい理解を深めるために自己分析に力を入れて、ご自身の得手・不得手を整理していき、職場内での配慮事項がどのようなものが必要なのかを整理していきます。
同時進行で、事務スキルとコミュニケーションスキルの把握を行い、課題を具体化して支援をさせていただきます。
体力向上の課題もあり、運動の時間も取り入れています。
利用半年で職場実習機会を作り、実践的な場面での課題整理を行います。
7ヶ月目に就職活動を開始して、その後10ヶ月以内に就職するという計画になります。
月間スケジュールになります。
利用当初は体力に自信がないということもあり、週3日からスタートしています。
慣れてきたら利用日数を増やしていく予定です。
月間スケジュールを拡大した週間スケジュールになります。
軽作業から事務作業、PC作業と事務に関る作業を総合的に取り入れた訓練になっています。
見学から就労までの流れを段階的に進めて参ります。
さまざまなニーズがある中で、その個人個人に合ったものを考えていきながら支援していくことがオーダーメイド支援になります。
支援にあたっては必ず担当職員が付きますので、メンバーさんと話し合いながら就職までの過程を歩んでいきます。